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公立中学で教育改革を進める「工藤校長」がすごい。持論には納得の嵐。【麹町中学校】

公立中学で教育改革を進める「工藤校長」をご存知でしょうか?

宿題の廃止、定期テストの廃止、担任制の廃止など常識とはかけ離れた教育をおしすすめていますが、この改革の裏に隠された「工藤校長」の思いに納得の嵐なんです。

そんな広がってほしい教育改革をお伝えしていきます。

 

一人息子を育てる母

はるママ
はるママ
こんにちは、はるママ(@s2713_uandme )です!

 

全国へ広まれ、工藤校長の教育改革

青空教室sasint / Pixabay

 

「宿題の廃止」「定期テストの廃止」「担任制の廃止」と聞いて、何を思うでしょう?

賛成?反対?疑問? このように、常識とかけ離れた改革は賛否両論ですよね。

しかし、この改革に隠された「工藤校長」の思いをご存知でしょうか?

 

千代田区立麹町中学校

公立中学校なのに、教育改革を進めていると話題の「千代田区立麹町中学校」

東京都千代田区平河町に所在する公立中学校で、麴町地域唯一の公立中学校だそうです。

そんな麹町中学校の校長先生、「工藤勇一さん」の教育改革がすごいんです!

工藤勇一校長

◇1960年山形県鶴岡市生まれ

◇東京理科大学理学部応用数学科卒業

◇自ら公立中学校教員を経験し、教育委員会での職務も経験したあと、
2014年から「千代田区立麹町中学校」の校長として着任

◇著書も出版している





著書にもありますが、「学校の『当たり前』をやめた」という工藤校長の教育改革が納得の嵐なのでお伝えしていきます。

工藤校長の教育改革

驚いたことに、これまでの常識だった「宿題」「定期テスト」「クラス担任制」これらを廃止したという工藤校長の教育改革。

初めてこれを聞いた私は、頭の中がハテナマークで一杯でした。

小・中・高と「宿題」を経験したことがなかったので、こちらについては何の疑問にも思いませんでしたが、「定期テスト」がなくて成績を把握できるのか。成績が落ちないのか。

クラス担任制」を廃止して、誰が子どもを見るのか、何かあった時誰に相談すればいいのか。

など、色々なハテナマークが頭の中に溢れました。

しかし、工藤校長の思いを聞いて納得、いや、納得の嵐。思わず話に夢中になってしまいました。

 

宿題の廃止

宿題tjevans / Pixabay

 

宿題が好きだ!という中学生っていらっしゃるのでしょうか?

そもそも「宿題」を行う目的って何なんでしょう?

勉強の理解をより深める為」ですよね。

ただ、現状として、工藤校長が言うには、「宿題をこなす」ことが目的になってしまっているとの事でした。

たしかに、ですよね。

どうやってこの宿題を終わらせよう。教科書をがっつり見ながら?頭の良い子のものを見せてもらう?早く終わらせる為にはどうしよう。そんなことばかり考えて、果たして「身になる勉強方法と言えるのか」と。

やらされているうちは、身にならない、と。

定期テストの廃止

定期テストまでも廃止します。

「定期テスト」の目的ってなんでしょうか。

勉強してきた事を理解しているか」という所でしょうか。それが点数として現れ、結果的に通知表をつける指標となっていますね。

しかしこの「勉強してきた事を理解しているか」という目的から、「通知表をつける為の指標」という目的に変わってきてはいませんか?と工藤校長の思いが。

定期テストも宿題同様、「やらされている」学習だと、子どもたち本人の為にはならないとして、廃止しました。

しかし、テストそのものを廃止したわけではなく、代わりにある制度を導入しました。

単元ごとのテスト・小テストを行う

単元ごとに行う為、テストの回数自体はむしろ増えているんです。そして、何が理解していないのかを早く知ることが出来るため、授業についていけない子も少なくなります。

そしてもう1つ、この単元ごと・小テストの導入には面白い点があります。

再テストが可能

子どもたち本人からの申し出で、再テストが可能なんです。これは「やらされている」学習ではなく、「やりたい!」という意識に変わっています。

70点だった子は、出来なかった30点の理解の為に行動を起こします。もちろん自ら。

どのように学習したら理解できそうか、などの憶測も立てながら目標に向かって意欲が芽生えます。

これは素晴らしい制度だと、私は思いますね!!

クラス担任制の廃止

1組は○○先生、2組は○○先生、という常識中の常識である「クラス担任制」を廃止しました。そして、「全員担任制」という名付けの制度を開始。

全員担任制

これは、学年ごとの担当の先生をおき、全員でその学年を見ていきましょうというものだそうです。

この話を聞いて、すごく納得したことが2つあります。

あのクラスはいいね、という事がなくなる

子どもたちの間で、「あのクラスいいよね」という話題がなくなるというのです。

たしかに、私も学生の頃、あの先生がいいな、あのクラスは楽しそうでいいな、という思いはありましたし、そんな話をしていたな、と思い出しました。

職員室での話題が子どもたちを思う会話に変わった

そのクラスの良し悪しは「クラスの担任」の責任という意識が出来てしまい、担任以外の大人はなんだか「他人事」。「あの子がこうで…」というマイナスな会話だったものが、「全員担任制」で「当事者意識」が出来たことにより、どうしたら良くなるかというプラス意識に変わったそうです。

当事者意識が大切

工藤校長が、何度も何度も言う「当事者意識」という言葉があります。

当事者意識

そのことがらに自分が直接関わっている人間だ、ということを意識(認識)していることをいいます。

出典:マナラボ

どこか他人のせいにして生きていませんか?というもの。

これは子どもたちの事ではなく、今の社会全体の話だと言っています。

周りにもいますよね、何かあればすぐ人のせい、何かのせいにして、自分は悪くないと主張する方。

生徒だけではなく、保護者から教員までも、どこか他人のせい、他人任せにしていませんか?と工藤校長は問いています。

廃止するだけではなく、作り上げている

運動会keizi5050 / Pixabay

 

工藤校長は、なんでもかんでも廃止しているわけではなく、大切にしている『当事者意識』を育てる取り組みも行っています。

体育大会

1年に1度開催される体育大会。どの学校にもあるのではないでしょうか?

この体育大会って、運動が得意な子はとてもやる気になり楽しい行事ですが、運動が苦手な子はこれほど憂鬱な行事はないんですよね。

その体育大会を、なんと生徒に預けた工藤校長!

生徒全員が楽しめる体育大会にして

大人は楽しくなくていい、生徒全員が楽しめる体育大会を開催してくれ、と生徒に行事を預けたそうです。

生徒は必死になって考えます。そして、運動が苦手な子の意見を取り入れ「全員リレー」を廃止誰もが楽しめる新しい協議を生徒自ら考案し、「全員が楽しい!」と言った体育大会をみごと作り上げたそうです!

 

学習発表会

学習発表会も生徒に預けた工藤校長。今回のオーダーは、

見に来た人が楽しめる発表会にして

体育大会では、自分たちの為に必死に考えさせ、学習発表会では楽しませるという事を必死になって考えます。

そのために出演者には厳しいオーディションもあるとか。

まとめ

いかがでしょうか?

工藤校長を知った時、ハテナマークが沢山浮かびましたが、学校の現状をしっかりと受け止め、子どもたちには今何が必要なのかを誰よりも考えている方なのでは、と心打たれました。

このような常識から外れた事には賛否両論あるかと思いますが、全国に広まって欲しいという思いでこのブログを書きました!




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〇何かを始めたいママの応援団〇 〇究極の三日坊主を打破した女〇 〇趣味なし・特技なし・センスなしでもできることを探し中〇 〇男の子を育てるワーママ・シンママ〇